2004/4/3に放送された『犬神家の一族』に続く稲垣吾郎主演の金田一耕助シリーズ第2弾。「私立探偵の金田一耕助(稲垣吾郎)は、諏訪弁護士(笹野高史)から仕事の依頼を受けていたがあまり乗り気でない。井川辰弥(藤原竜也)という青年の遺産相続に絡んだ殺人事件だ。横溝家を訪ねた金田一は、横溝正史(小日向文世)にこの話をする。辰弥は、行方不明となっている要蔵(吹越満・3役)の妾、鶴子(中山忍)の子供であり、岡山の八つ墓村に屋敷を構える田治見家の遺産相続人となるべく捜し出されたのだ。辰弥が諏訪の元に名乗り出た時、詳細を確認しに来ていた母方の祖父・井川丑松(守田比呂也)が辰弥の目の前で毒殺されてしまう。横溝は、田治見という姓と八つ墓村の地名から、陰惨な事件を思い出す。かつて、八つ墓村では村人たちが8人の落ち武者を黄金目当てで殺害し、その後、怨念とも言うべき奇怪な事件が起きていた。
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