花くまゆうさく著『東京ゾンビ』を浅野忠信(フジオ)哀川翔(ミツオ)主演で映画化。ゾンビがよみがえるくだりはホラーだが、トボけたフジオとミツオのキャラクターとゆるーいギャグを仕込んだ演出のおかけで、ドタバタともいえず、シュールにもなりきれない、この映画だけが持つ、独特のテンポの珍ホラーコメディーになった。自然体で役に溶け込んでいく浅野の個性はあいかわらず秀逸だが、コンビを組む哀川翔は、これまでのイメージを一蹴。コントのようなハゲカツラと終始テンション高い芝居で、映画を盛り上げている。脚本家兼役者として活躍している佐藤佐吉の長編監督デビュー作。
【youku 01】
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