青い麦畑、どこまでも続く一本道、ビル一つない青空。時がゆったりと流れるのどかな田舎町は、今、空港建設を巡る争いに揺れていた。空港公団団長である父親(三浦友和)に連れられ都会から転校してきた亮介(神木隆之介)は、地元の悪ガキ公平(ささの友間)と、ふとしたことから友情を気付いていく。そして二人をさらに結びつけたのは、いつも一人で丘に立つ少女ヒハル(大後寿々花)。父親を連れ去ったのはUFOだと信じ、毎日空を見上げている。そんな中、大人たちの空港建設を巡る愚かな争いは日に日に激しくなり、子供たちの夢までも握りつぶしていくのだった。「ヒハルの夢を叶えたい-」、そして失われつつある村を守るため、少年たちの“史上最大のいたずら"が始まる。
【youku 01】