青木琴美原作の同名漫画を『blue』の安藤尋監督が瑞々しいタッチで描いた青春映画。原作漫画 はエロティックな描写もあるが、映画は直接的な描写は削り、ふたりの気持ちにフォーカスをあてて、兄と妹なのに愛し合ってしまった男女の揺れる思いをていねいに描いていく。嵐の松本潤は漫画から抜け出したような美しさ。彼のウェットな一面が頼の思いと重なり合い、あやうい色っぽさで魅了。一方、郁を演じる榮倉奈々は、天真爛漫な笑顔がかわいいゆえに、兄に恋してしまった郁の苦悩が痛々しく胸に突き刺さるのだ。主役ふたりの魅力がこの映画の核となり、映画版『僕恋』の世界を支えているといっても過言ではないだろう。(Amazon)
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