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かつて札幌で劇団『オーパーツ』を主宰し、北海道ローカルのTV番組などでカリスマ的人気を誇る鈴井貴之が初監督した作品。親に内緒で、デートクラブで働く高校生の希と、勤勉実直な交番巡査の小林。二人はある事件がきっかけとなって、札幌の地下にあると噂され、何でも願い事が叶うという“夢のマンホール”を探すことになるのだが……。








【tvbreak 01】
1997年度カンヌ映画祭の監督週間に出品され、新人監督賞に当たるカメラ・ドール賞を獲得。それまで「につつまれて」「かたつもり」といった自主映画で高い評価を得てきた河瀬直美が、独特の映像センスを見事に開花させ、輝かしい劇場用映画デビューを飾った。舞台は奈良県南部の山間部。そのさびれた土地には、鉄道誘致に全力を尽くしたものの報われず、うつろな毎日を送っていた中年男性がいた。心の隙間が埋められず、彼はある日失踪。残された家族の姿、そして来るべきそれぞれの選択が描かれる。出演者は、父親役の國村隼以外はほとんどが素人。セリフも極力排した物語が、静かに、やがて豊潤に、家族の絆の温もりや別れの哀惜をうたいあげる。劇中で紹介される父親が撮ったという8ミリ映像は、河瀬自身が撮影したもの。その部分だけでも河瀬の類いまれな感受性が発見できるだろう。








【ku6 01】
新作ごとにユニークな題材選びでファンを楽しませた伊丹監督が、かつて暴力団に襲われ、警察の身辺警護対象者(マルタイ)となった経験をモチーフに製作したサスペンス・コメディ。ふとした偶然から殺人事件の現場を目撃した女優ビワコ。重要証人である彼女を守るため、警視庁は二人の腕利き刑事、立花と近松に密着ガードを命じるが、犯人のカルト集団、真理の羊の魔手が伸びてくる……。主人公は宮本信子扮するビワコだが、彼女と友情をはぐくむ刑事コンビ役の西村雅彦、村田雄浩のコミカルな演技が楽しい。守る者と守られる者の勇気を描きつつ、カーチェイス、格闘シーン、多彩な脇役の大活躍など、サービス満点の内容は伊丹作品ならではの仕上がり。1997年末、監督が謎の自殺を遂げたため、本作が遺作となった。








【ku6 01】【ku6 02】